2020-05-10

にゃんこ。

今となっては、除雪の時くらいしか雪と戯れる事のない私ですが、小さな頃は手足が冷たくなるのも厭わず雪遊びに興じていた時代がありました。
その当時の写真の中に、野良にゃんこに擦り寄られてメロメロになっている幼少時の自分の姿が。
思えばそれが初めて猫という存在に身悶えた一番古い記憶。

次ににゃんこが欲しくてたまらなくなったのは、小学生のとき。友人の家に生まれた子猫を抱きかかえたときの、あのなんとも言えない小さなもふもふした生き物が、腕の中で小さく息をする姿に「うぉぉぉ〜」と声にならない愛おしさが溢れ出たのでした。とはいえ、当時住んでいた家は当然ながらペット禁止。(いや、でも金魚とかグッピーとかは飼っていたなあ)

それからずうっと長い時を経て、ようやく迎え入れたのは、結婚後まもなくの事。旦那さんの実家で飼っていた猫が産んだキジトラの男の子を貰い受けました。名前はわらび。嬉しくて嬉しくて、自分の実家やキャンプにも連れて行ったりと、猫可愛がりMAXでした(笑)
でも、その後、つわりで私が体調を崩した折に実家に預けたタイミングと、去勢前の盛りがついた時期が重なり、あっという間に家出をされてそれきりとなりました。泣いたなぁ。ヤマダ家、初代にゃんこの悲しい思い出。

それからしばらくは人間の赤ちゃんを育てながらの毎日で、にゃんこどころの話ではなく。(御多分に洩れず会社勤めと家庭の両立に悩んだり、独立したりのてんやわんやはまた別のお話。)そんなある日、ひっさびさに猫欲しい度がグッと上がったのは、朝の数分間、テレビで流れた猫のミニアニメ(チーズスイートホーム)がきっかけでした。家族全員の”ねこ欲しい!”モードが炸裂!

そうなるとまたタイミングよく、産まれたばかりの女の子ねこを迎えることができました。この子が写真のハチワレにゃんこ。名前はアニメからもらってチーと名付けたつもりでしたが、のちに娘が「チーの本名は”ちくわ”」だと説明してくれました(それ、お前の好物じゃんw)

あれから10年。子供の頃のように活発ではなくなったけれど、家族全員のスマホの写真フォルダの大半を占める被写体です。人見知りが激しく、超ビビリな故、お仲間を増やすのは難しいけれど、私のにゃんこ充足度をたぷたぷに満たし、ついでにインスタのいいねも増やしてくれる素晴らしき存在です。

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